私たちは、純粋持株会社体制(以下「HD制」)へ移行し、キューデングループとして新たな一歩を踏み出します。
HD制のもとでは、各社がそれぞれの強みを発揮するとともに、相互に連携・協働しながら、グループ全体で価値を創出していくことを、これまで以上に追求していきます。そのために、私たちには、会社や事業の枠を越えて共有する判断軸が必要です。
グループ理念を日々の行動につなげ、すべての事業活動の拠り所とするため、ここにキューデングループ企業行動憲章を定めます。
私たちは、グループ理念「ずっと先まで、明るくしたい。」のもと、エネルギーをはじめとする多様な事業を通じ、お客さまの暮らしと産業を支え、地域とともに歩んできました。
その一つひとつの仕事は、決して目立つものばかりではありません。しかし、現場で汗を流す人、地域に向き合う人、新しい技術に挑む人― その積み重ねが、人々の豊かな暮らしと企業の成長、地域社会の発展を支える力となってきました。
いま、社会は大きな転換点にあります。
気候変動、人口減少、自然災害、地政学リスク、技術革新等、私たちを取り巻く環境は複雑さを増しており、地域や社会から求められる役割や期待も大きく変化しています。だからこそ、私たちは、地域や社会に必要とされる価値を生み出し続けることで、社会価値と経済価値をともに高め、サステナブルな社会への貢献とキューデングループの企業価値向上を実現していきます。
そのために、私たちは、原子力安全の継続的な向上を大前提に、電力の安定供給という使命を守り抜きながら、再エネ、海外事業、ICTサービス、都市開発等の成長事業へと挑戦の場をさらに広げ、日本、そして世界の課題解決に貢献していきます。
この憲章を実効性のあるものとする責務は、キューデングループ各社の経営トップにあります。
経営トップは、自ら率先して本憲章の精神を体現し、グループ全体への浸透と実践を図るとともに、取引先・協力会社を含む関係先に対しても理解と協力を促します。
また、万一、社会からの信頼を損なう事態が生じた場合には、原因究明、再発防止、適切な情報開示に責任を持って取り組みます。
私たちは、信頼とやさしさを礎に、挑戦と先進の心を持ち、多様な仲間や地域とのつながりと共創を大切にしながら、自由かつ柔軟な発想で行動していきます。
これらの価値観を日々の判断と行動につなげ、未来へ、誇れる価値をつないでいくために。私たちは、ここに「未来を灯す、7つの約束」と、それに基づく行動原則を掲げます。
電気が使える。
その“平穏な日常”の裏側には、多くの仲間たちの使命感と努力があります。
私たちは、安全をすべてに優先し、地域の暮らしと産業を支える安定供給を守り抜きます。
どれだけ技術が進化しても、最後に社会を支えるのは人の力です。
仲間を信じ、職場が一体となって、地域の期待と信頼に応え続けます。
私たちは、地域に支えられ、ともに歩んできました。
だからこそ、地域の声に耳を傾け、やさしく寄り添い、ともに価値をつくり出します。
地域とともに成長し、グループの力を結集して、九州から日本、そして世界の未来に貢献していきます。
信頼は、時間をかけて築かれるものです。
だからこそ、私たちは、一つひとつの仕事に誠実に向き合います。
法令やルールを守るだけではなく、社会から何を期待されているかを常に考え、自ら正しい行動を選択します。
お客さまや地域社会の声にも向き合い、説明責任を果たし続ける。
その積み重ねこそが、未来の信頼につながると信じています。
カーボンマイナスへの道のりに、簡単な答えはありません。
しかし、私たちは、安定供給を守りながら、先進技術を活かし、電源の低・脱炭素化と電化の推進に挑みます。
難しいからこそ、挑む価値がある。
私たちは、九州からカーボンマイナスを実現します。
会社を動かすのは、人です。
そして、未来を変えるのも、人です。
私たちは、多様な個性や価値観を尊重し、一人ひとりが健康で安全に、自分らしく力を発揮できる環境をつくります。
挑戦する人を支え、失敗から学び合い、知識や経験を次の世代へつないでいく。
人の可能性を育み、仲間の成長をともに喜び合える組織を目指します。
時代が変われば、求められる価値も変わります。
だからこそ、私たちは、変化を恐れず挑戦し続けます。
新しい技術、新しいサービス、新しい働き方。
エネルギーの枠にとどまらず、多様なニーズに向き合います。
グループの知恵と力を結び、柔軟な発想で挑戦し、新たな価値を創り出します。
私たちの仕事は、今日だけのためにあるのではありません。
未来の暮らし、未来の地域、未来の子どもたちへと続いています。
だからこそ、短期的な成果だけにとらわれず、長い視点で考え、行動します。
「あの時代に、あの選択をしてくれてよかった。」
次の時代を生きる人たちにそう思ってもらえる価値を、積み重ね、未来へつないでいきます。